Appleギフトカードは悪質な詐欺に使われる事もある。よくある詐欺の手口とは?

Appleギフトカードは利便性が高いですが、その利便性を悪用する詐欺も存在します。

コンビニやスーパーなどで簡単に買えてしまうので、Appleギフトカードを使った詐欺は多いです。

ではどんな手口の詐欺に使われるのか、解説します。

手軽さと購入金額の高さが詐欺に使われてしまう

Appleギフトカードを使用する際には、裏面にあるコードを入力してアカウントと紐づけをします。

コードさえあれば簡単に紐づけできてしまうのが、詐欺に使われてしまう理由です。

電話で伝えたり、コードを写真に撮らせるなどして、コードを不正入手する手口です。

そしてAppleギフトカードは、1枚で最高10万円の登録ができます。

複数枚買えば数十万円を簡単に受け渡しできてしまうので、高額な利益を狙う詐欺に使われてしまいます。

振り込め詐欺やフィッシング詐欺が定番

詐欺と言えば、知人を装った人から慰謝料を払わなければいけないと言われたり、架空の請求をする振り込め詐欺が定番です。

元々は銀行口座への振り込みを要求される手口でしたが、その一部が、より手軽なAppleギフトカードを使用した手口に切り替わっています。

またApple社を装ったフィッシング詐欺も多いです。

アカウントに問題があるなどと言って、Appleギフトカードでの支払いを要求してきます。

Apple社が相手だと勘違いしてしまえば、払ってしまうかもしれません。

商品購入を装ったりプレゼントをほのめかす詐欺もある

SNSなどでは、個人で商品の売買をする人も多いですが、その中には詐欺をする人も紛れています。

先払いと言ってまずAppleギフトカードのコードを送らせて、実際には商品を送らなかったり、アカウントを消す手口です。

ネット上でしか繋がりがなければ、詐欺の相手を追及する事はまずできません。

また何かプレゼントをしたいけれども、先にAppleギフトカードを送る事が条件と言ってくる詐欺もあります。

特に何千万円かの現金をプレゼントするという手口が多く、大金に目がくらんで数十万円を騙し取られてしまう人はいます。

まとめ:Appleギフトカードを買えという指示には要注意

多くの詐欺では、Appleギフトカードを買えという指示が出ます。

けれどAppleギフトカードは、個人使用やプレゼントのために買う人がほとんどでしょう。

どちらも指示されて購入する状況ではありません。

なのでAppleギフトカードを買うよう指示されたら、詐欺を疑った方が良いでしょう。